つむじはげと円形脱毛症の違いとは?
抜け毛や脱毛の種類にはさまざまなものがありますが、
中でも「つむじはげ」と「円形脱毛症」の違いが
イマイチよく分からないなと思う方もいると思います。
つむじはげは、育毛剤などで改善することができますが、
円形脱毛症は病院に行って治す必要があります。
ここでは「つむじはげ」と「円形脱毛症」の違いについてご説明させて頂きます。
つむじはげとは?
つむじはげとは、頭頂部のやや後ろある「つむじ部分」が、
抜け毛、切れ毛などが発生し、髪のボリュームが少なくなることで、
つむじ部分の地肌が徐々に露出しやすくなることです。
地肌がだんだんと露出し目立ちやすくなることで、
ハゲているように見えるのです。
原因としては、以下のようなものがあります。
・栄養の偏り
・ホルモンバランスの乱れ
・不規則な生活リズム
・睡眠不足、
・ストレス
この他、髪を強く縛った場合なども、髪の切れ毛や抜け毛を多く引き起こしてしまうので、
つむじはげにつながる要因にもなってしまいます。
円形脱毛症とは?
円形脱毛症とは、10円玉ほどの大きさの脱毛が起こる脱毛症状のことを言います。
10円ハゲとも呼ばれてものですね。
徐々に頭髪に見られる薄毛とは全く異なり、
丸い脱毛部分が頭皮にくっきりと現れる自己免疫疾患の一つです。
円形脱毛症の頭皮における症状にはいくつかあり、
「単発型」「多発型」「多発融合型」「全頭型」「汎発型」と別けられ、
その症状の現れ方もそれぞれ異なります。
・単発型:円形脱毛症としては最も多く、丸い脱毛部分が単発的に現れる症状。
・多発型:円形の脱毛部分が2か所以上になる症状。
・多発融合型:円形とは違い、頭髪全体に多数の毛が抜ける症状「びまん性」や、
蛇のように細長く脱毛する「蛇行性」があります。
・全頭型:多発型から症状が進み、脱毛部分同士が重なり合い、髪の毛がすべて抜けてしまう症状。
・汎発型:頭髪に限らず、体のあらゆる体毛が抜け落ちてしまう症状。
円形脱毛症の原因としては、
髪の毛の毛根組織の免疫異常が起こる「自己免疫疾患」が原因とされています。
つむじはげと円形脱毛症の違い
つむじはげと円形脱毛症の違いは端的に言うと、
環境因子的なものによって起こるのが「つむじはげ」であり、
病理因子によって引き起こされるのが「円形脱毛症」となります。
ただし「ストレス」要因により、
つむじはげ、円形脱毛症ともに引き起こす可能性はあります。
つむじはげと円形脱毛症には、
その症状や、原因の違いから分かるとおり、
明らかな違いがあるということがお分かり頂けたと思います。
違いを理解し、適切な対策をしてくださいね。
*参考記事はこちらです↓
つむじはげが、育毛剤「チャップアップ」で改善した体験談と方法を紹介!